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川文化を次の世代に伝えたい。

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川文化を次の世代に伝えたい。

川漁師・「ゆいのふね」船長

平工 顕太郎KENTARO HIRAKU

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2017.05.12

子どもたちに川文化を伝える交流拠点を

長良川では最も若い川漁師である平工さん。2015年から「ゆいのふね」の屋号で、捕獲した天然鮎をインターネットで販売し、5月から11月の漁期には、長良川で漁を間近で見られるツアーを開催している。

平工さんは言う、「親から与えられなかった遊びは、川遊びでした」。そんな想いを胸に、水産学を学べる大学へ就学。紆余曲折を経て、5年前に鵜舟の船頭となり、現在に至る。

「漁業を取り巻く環境は厳しく、何世代も続いた漁師家でさえ、継ぎ手がなく看板を下ろしています」。そんな中、「次世代の担い手の育成」や「川漁業界全体の新陳代謝」を図るため、平工さんは、新たなプロジェクトを手掛けている。

それは、現在、市が取り組んでいる「DIY型空き家リノベーション事業」により、市内の空き家を活用し、「子どもたちに川文化を伝える交流拠点」を作るといったものだ。「各務原は、木曽川と長良川の2大河川による文化融合エリアだと考えているんです。そして各務原は、地元ゆえ最大限に自分を活かせられる場所のひとつなんです」。この空き家は、かつて1階が寿司屋と美容室、2階は住居に使われていた。寿司屋だった部分を活用し、天然鮎や鮎の加工品を販売するほか、川の環境を学んだり、魚のさばき方を体験できる講座など、川や魚をテーマにした体験プログラムを開催する予定だそう。一方、美容室だった部分では、奥さんの沙織さんによるスイーツを提供するカフェにリノベーションする。

このプロジェクトは、各務原、関、美濃加茂の3市で運営するクラウドファンディングサイト「FAAVO美濃國」にて資金を募集している。「せっかくなら市民の皆さんが楽しめるお店にしたいので、店舗づくりの段階から開放し、体験しながら皆の手で創っていける店舗にしたい。自分を育ててくれた地域に向け還元していきたいと考えています」。そんな平工さんの想いが詰まったプロジェクトにあなたも参加されてはいかがだろうか?

≪FAAVO美濃國≫
https://faavo.jp/minonokuni/project/1900

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2017.05.12

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