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枠にとらわれない実行力とコミュニティづくり。

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枠にとらわれない実行力とコミュニティづくり。

株式会社On-Co 代表取締役

水谷 岳史ミズタニ タケフミ

2021.09.01

水谷岳史さんは、ちょっと面白い経歴の持ち主。建築の仕事に携わり、シェアハウスや飲食店の運営なども経験しながら実は庭師の資格を持つ。そんな水谷さんからはインタビュー早々、好奇心とエネルギー溢れる言葉が次々に飛び出していた。

水谷さんは、2019年、共同代表の藤田恭平さんと共に株式会社On-Co(以下On-Co)を立ち上げた。On-Coでは、人と空き家を繋ぐ「さかさま不動産」をはじめとする、コミュニティを軸にした空間づくりやイベントのコーディネートなどを行っている。

On-Coの原点となるのが古民家の運営。2011年、まだ古民家やシェアハウスなどがあまり認知されていなかった頃にはじまった。水谷さんは、空き家を借りるために大家さんに直接交渉し、自分たちで改装や運営をしたという。自ら改装を行うことで、大家さんには改修費の負担や手間がなかったため、家賃も安く借りることができたそうだ。

古民家シェアハウスの運営は次々と進んでいき、気づけば4軒、5軒と増えていった。他人同士が共同生活するシェアハウスであるが、規則やルールは極力設けなかったそうだ。問題が起きた時は、自ずと話し合って解決をする。コミュニケーションを大切にする水谷さんらしい考えだ。シェアハウスには、旅人や音楽家などあらゆる人が住み、水谷さんが家に帰ると知らない人が団欒している、なんてことも多々あったそうだ。やがて住人達が各々の形で古民家を運営していくようになり、水谷さんは彼らに古民家運営を一任した。

ここで、前述した「さかさま不動産」についても触れたい。さかさま不動産では、借りたい人のビジョンに貸したい大家さんをマッチングさせるという、従来の不動産屋とは真逆の運営方法なのである。借り手のビジョンや物語ありきの賃貸なので、大家さんを含め町の人も活動を理解しやすく、支援も増えて借り主のプロジェクトもどんどん進んでいくという仕組みだそうだ。ただ土地や家を貸すのではなく、結果的に人のつながりや街をつくる。「さかさま不動産」の良さはここにあると感じた。

On-Coではその他にも空間プロデュースやイベント企画なども行っているが、現在はオンラインが多いという。水谷さんの趣味である音楽、藤田さんの得意とする映像など、スキルを持ち寄ることでオンライン事業は整えやすかったそうだ。プロデュースとはいえ企画ありきのアドバイスではなく、企画ベースから一緒に考え自分たちで課題を解決していくことは相変わらずだ。

水谷さんがよく口にしていたことは「まずやってみる」という言葉。「挑戦する前から失敗を恐れてはいけない。失敗したときになぜ失敗したのか、次にどうすべきかを考えることが大切なんです。」そう話してくれた。

「近年様々な企画・イベントがあるが、課題の本質を隠してしまっている事業が多い。なぜそれが必要なのか、何のために活動しているのか。既存の視点をやめることで、新しい見え方や本質がわかります。」その言葉から、目の前の出来事を、いかに「自分ごと」として捉え、楽しくするかが成功への第一歩のように思えた。

やりたいことに一直線な水谷さんから次々出てくるお話は、わくわくする話ばかりで聞き足りない。

三重で「丘漁師」という面白いネーミングで海の課題を考えたり、奈良に土地ベースからキャンプ場を作るプロジェクトに携わったりとその活動範囲は今後も広がりが止まらないようだ。もし、ここ「各務原」でも水谷さんが新たなプロジェクトを考えていたら、ぜひ巻き込まれにいきたい。

2021.09.01

WRITER PROFILE

村瀬 恵里佳MURASE ERIKA

各務原在住。市内外の美味しいものを求めて巡るのが趣味。 住む町がもっと楽しく感じられるよう、たくさんの発見をしていきたいです♪

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