SEARCH
OFFICIAL ACCOUNT公式アカウント
  • facebook
  • X
  • instagram
K+nit 移住相談 CONTACTCONTACT
唯一無二の一杯。

Our Favorite City
唯一無二の一杯。

貝出汁ラーめんクラム

カイダシラーメンクラム

  • シェアする
2024.09.20

市民公園のすぐ東に店舗を構える「貝出汁ラーめんクラム」。2021年に可児でお店を開き、各務原に移転してまもなく2年になる。公園の賑わいの中でお店を開けることや、駐車場環境の良さが決め手となり、ここに移転を決めたという。

店内は、木を基調とした落ち着いた雰囲気。一番人気の特製貝出汁塩ラーめんを注文する。厨房で店主の中田武志さんが、小気味よいリズムで調理を進めていく。その姿に目を奪われていると、あっという間にラーメンが届いた。
まずはスープをいただく。口にいれた瞬間、貝の旨味が口いっぱいに広がる。あっさりしているなかにコクもある。自家製の細麺はつるつると喉越しがよく、スープとの相性が抜群だ。食べる手が止まらず、一気にスープまで飲み干してしまった。

「すぐに自分でやりたくなってしまうんです」と中田さん。東京で食べたラーメンに衝撃を受け、趣味でラーメンを作り始めたという。足しげく関東に通い、ラーメンを食べては再現を繰り返し、味を追及した。

お店の看板メニューに貝出汁塩ラーめんを選んだ理由は、他のお店との差別化を図るため。当時、貝をベースとしたラーメンは少なく、塩ラーメンを1番の売りにしているラーメン店も珍しかったという。「貝出汁と塩を掛け合わせた、ここでしか食べられないラーメンを目指した」と中田さん。
スープに使う塩だけでも10種類以上あるのは驚きだ。それぞれの塩の特徴を熟知し、組み合わせ、理想の味を追求する。また、コハク酸、イノシン酸などの旨味成分を共存させる組み合わせや、香りが飛ばない火加減の調節も徹底しているという。

より良いものを提供したいという思いから、食材は全て国産。新鮮なものを届けるため、冷凍によって旨味が熟成されるものを除いては、冷凍はほぼ使っていない。
生産者の想いが込もった食材を、来てくれたお客様に安全・安心に届ける。そして、お客様にいい気持ちで帰ってもらいたいと語る中田さん。その料理人としての責任感は、まさにプロフェッショナルだと感じた。

クラムのラーメンを食べに連日行列ができる。各務原市民はもちろん、可児市からの常連さんをはじめ、市外からも多くの人が足を運ぶ。

各務原をラーメンのまちに。そう笑いながら話してくれた中田さん。各務原がラーメンで賑わう明るい未来を思い浮かべながら、今日も腕を振るう。渾身の一杯をぜひ一度食べに訪れてほしい。

貝出汁ラーめんクラム

DATA

貝出汁ラーめんクラム カイダシラーメンクラム

各務原市那加門前町3-39 シャトウ88 1F-B
営業時間 11:00~14:00(L.O)
駐車場 店舗前共同駐車場と近隣に入庫から3 時間無料コインパーキング有
Instagram:@ramen_clam

  • シェアする
2024.09.20

WRITER PROFILE

澤村 陽多yota.sawamura_ofk

関市出身。各務原市を訪れる度にその魅力に気づかされました。今後は、ライターとしてその魅力を言語化し、皆様と共有できればなと思います。

OFFICIAL ACCOUNT公式アカウント
  • facebook
  • instagram
Page Top