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紙飛行機、思い想いに風に乗せ。

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紙飛行機、思い想いに風に乗せ。

かかみがはら紙飛行機クラブ 代表

松野 善幸マツノ ヨシユキ

2020.12.11

毎月第1、3土曜日の午前中に、木曽川沿いにある公園・かさだ広場で活動している「かかみがはら紙飛行機クラブ」。知人から話を聞き、興味を持った私は公園へ向かった。車を降りると、思い想い賑やかに飛ぶ紙飛行機が見えた。見上げた空は青く、自由に旋回を繰り返していた。

クラブ創設の経緯は、2年程前に各務原市で開催された競技会がきっかけだとクラブ代表の松野善幸さん。「航空自衛隊や航空機産業の会社などがある飛行機のまちに紙飛行機クラブがないのは寂しい」と日本紙飛行機協会の方に言われ、一念発起。同じ競技会に参加していた数名でクラブ活動が始まった。最初は5、6名だったのが、今では20名程が参加することもある。それだけ各務原市に飛行機の文化が備わっているのだと感じる。

紙飛行機と聞けば、容易に思い浮かべることができ、ほとんどの人が1度は手にしたことのある遊び。「かかみがはら紙飛行機クラブ」に出会うまではそう思っていた。実際に参加し、私が感じたことは「奥が深い」ということ。

「繊細に作られ、ほんの少し角度がずれるだけ、ほんの少し濡れただけでも思ったように飛ばないんです」と松野さん。しっかりと図面から作成されており、本物の飛行機が紙で作られているかのよう。保管場所も参加者自身が段ボール箱等を使用して制作。大切にされていることが印象的だった。

松野さんに紙飛行機の魅力を尋ねると、「お金をかけずに遊ぶことができること」「大人も子どもも同じ土俵で遊ぶことができること」「真剣にも、軽い気持ちでもどちらも自由に楽しめること」と言い、まさしくこのクラブはそうしたことを体現、時代に合った「令和」な遊びを提供してくれている。

紙飛行機はその時に吹く風の影響を受ける。丁寧に飛ばしたつもりでも、思い通りに飛ばなかったり、逆に意外と飛んでくれたり。だからこそ、思い通りに飛んだときの喜びは、ある意味「倍返し」。「まずは楽しんで」と松野さんは言う。思い通りじゃないことが多いからこそ、飛ばすときは何も考えずに楽しめる。魅力的だ。

最後に「松野さんにとってかかみがはら紙飛行機クラブとは?」と伺うと、少し考えた後、「いろんな人と出会えるツールであり、子どもと繋がるツールとなる場所」との答えが返ってきた。人間関係が希薄になりがちな現代に、多くの出会いを運び、大人から子どもへ、子どもから大人へと想いを運ぶ。そんな心の中も汲み取れるような答えだ。

各務原市の空に、より多くの紙飛行機を見かけることができたら・・・。そう思わずにはいられない今日この頃の私である。

2020.12.11
大松大洋

WRITER PROFILE

大松 大洋OOMATSU HIROYOSHI

石川県七尾市出身。東京でサラリーマンとして働いた後、現在は各務原市で消防職の救命士として従事させて頂いています。各務原市に住んでまだ間もなく、知らないことも多いですが、だからこそ伝えられることがあるはず。発信に邁進していく所存であります。

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