うぬま子ども館は、2017年にオープンした複合型施設「フレアーレ」の2階にある。
施設には、子ども館のほかに、鵜沼市民サービスセンター、東保健センターが入っており、市東の拠点となっている。
坂祝バイパスや国道21号線からも近い立地から、美濃加茂や坂祝、犬山など、県境も越えて多くの親子が来館し、平日の来館者数は、平均120人を超えるという。
館内に入ると、入口にはベビーゲートが設置され、室内は、乳幼児用と幼児・小学生用の2部屋に分かれている。小さい子どもを連れていっても安心できる。
窓も多くて明るい室内は、利用者からもキレイ、広いと評判だ。
部屋の壁には棚があり、乳幼児向けのおもちゃから、ブロック、おままごとセットなど、ズラリと並んでいる。目移りするほどのおもちゃの数に広い遊び場。おままごとをしたり、ボールプールで泳いだり、絵本を読んだり、思い思いに遊ぶ子どもたちの声が賑やかだ。
親にとっても、天候を気にせず、屋内で伸び伸び子どもが遊べるこの空間はとても有難い。
各子ども館では、定期的に様々な行事が開かれている。
取材日は「ばぁば・じぃじとあそぼう」が開催されていた。月1回開催されるこの行事では、地域のばぁば、じぃじと一緒に歌や体操で遊ぶ。
準備が始まると、子どもたちも一緒におもちゃを片付ける。重たい遊具は、ばぁば、じぃじと、子ども、お母さんたちが一緒になって運んでいく。些細な瞬間だが、優しい時間が流れている。取材した月が8月ということもあって、いつもの歌や踊りの後に、盆踊りや神輿で回るイベントが開催された。ばぁば、じぃじが着る法被は、地元のお祭りで使うものを持ってきてくれたのだ。
「今日の方々だけでなく、他にも協力いただける地域の方が多くいらっしゃる。地域の助けがとてもありがたい。」と館長は話す。
なかには、七夕に合わせて竹を切って持ってきてくれる方もいるという。
ここは単に子どもがおもちゃで遊べるだけではなく、地域と子どもや子育て世代が繋がる場所となっている。
もしかしたら、気疲れすることも多い子育ての中で、子育てに奮闘する家族にとって、ちょっと一息つける場所にもなっているかもしれない。
(※)子ども館
各務原市が運営する児童館で、市民に限らず、誰でも無料で利用できる施設。
さくら、あさひ、そはら、うぬま、かわしまと、市内に5か所の子ども館があり、各館共通の設備として、授乳スペースやオムツ替え台、多目的トイレがある。
また、通年通して、各館で定期的に親子で参加できる行事が開催されているほか、各館ごとのオリジナルの行事もある。
【関係先リンク】
○施設案内「うぬま子ども館」
○子ども館であそぼう(子ども館のお楽しみ情報)
○各務原市子育て応援サイト「ポケット」
うぬま子ども館
うぬま子ども館 ウヌマコドモカン
各務原市鵜沼羽場町2-53 フレアーレ内
開館時間:9:00~17:00
休館日:木曜日、祝日、年末年始
駐車場:有(無料)
TEL:058-379-1177
OFK編集部OFK編集部
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