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森の中にある図書館。

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森の中にある図書館。

もりの本やさん

モリノホンヤサン

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2024.05.02

鵜沼駅北口から延びる「みどり坂」。緩やかにカーブする並木道を登っていくと、周囲の緑を水面に映す合戸池が現れ、別荘地のような雰囲気になる。その反対側にある森が「日本ラインうぬまの森」。その入り口に建つログハウス風の建物が、今回目指している「もりの本やさん」だ。
「本やさん」と言うが実際は図書館。市民公園内にある中央図書館の分室だ。童話に出てきそうなネーミングに心惹かれる。

木の香りがする建物内に入ると、まず靴を脱ぐ。靴を脱ぐ図書館も珍しい。まるで家のような感覚を足裏に感じながら、奥へと入る。
目につくのは子ども用の本の多さ。棚も低い位置にあり、子どもの目線で本を選ぶことができるように配慮されている。聞くと、ここは三世代交流をテーマに子ども用の本を多く揃えているそう。カーペット敷きの交流室は、子ども向けの本のほか、子育ての参考になるような本をそろえ、三世代が一緒に過ごせるような環境づくりがされており、親子で会話しながら、本を選んだり、読み聞かせをしたりするなどの姿が多く見られる。

毎週金曜日と第4日曜日の午前中には、ボランティアさんによる読み聞かせも開催。子どもや大人が参加できるイベントも図書館職員により年に数回開催されている。

直に床に座ってくつろぐことが多いため、清潔にすることを心掛けるとともに、本を探しやすいように人気シリーズを配置したり、本への興味が持てるようにPOPや表紙を飾ったりするなどの配慮や工夫をしているとのこと。 広い駐車場もあるので、散歩がてら行くのも楽しい場所だ。

市内には、中央図書館 のほかに、自然をテーマとした「川島ほんの家」、健康をテーマとした「中央ライフデザインセンター図書室」、各地域を巡回する移動図書館車もある。ネットや窓口で予約をすれば、家の近くで希望する本を受け取れる仕組みになっているので、なかなか外に行きにくい子育て世代には、活用できそうなシステムだ。

本のある暮らしを各務原市で叶えてみませんか?

もりの本やさん

DATA

もりの本やさん モリノホンヤサン

各務原市鵜沼字石山6529-2(日本ラインうぬまの森内)
開館時間:(4月~9月)10:00~17:00 (10月~3月)10:00~16:00
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始ほか
TEL:058-370-7175
HP:https://library.city.kakamigahara.gifu.jp/

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2024.05.02

WRITER PROFILE

篠田 雄一朗SHINODA YUICHIRO

岐阜市生まれ、東京育ち。親の介護のため帰郷。2019年3月に岐阜市ではなく、あえてあまり知らない各務原市にJターン。各務原の良さを知り、発信していけたらと思います。

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