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想いはきっと万国共通。

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想いはきっと万国共通。

バックパッカー

村瀬 秀仁ムラセ ヒデマサ

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2021.09.16

1人で世界へ旅に出る。言葉で表現すると簡単に聞こえるが、実際に肌で体感してきた人の言葉はイメージをくれる。
各務原市出身、バックパッカーの村瀬秀仁さんの話は実に面白い。世界を旅してきた経験を身にまとって一つ一つの言葉に凄みがあると言えばいいのか。

ある時、自分自身のやりたいことは何かと考え、幼少期に夢見た「世界一周」を思い起こしたと言う。小学校の理科の先生が旅好きな方で、世界の話や家にある写真などの資料を見せてくれたことが、世界への出発を意識した始まりだった。
旅での印象深い出来事や出会いについて村瀬さんに聞いてみた。「現地の村で祭りが行われているところに迷い込み、最初は不審がられたが、一生懸命に身振り手振りで自身のことを伝えると、いつの間にか歓迎され、いつしか参加することになった」こと、「現地で急な雨に降られ、雨宿りしていると、現地の人と遭遇、困っていることを何とか伝えると、最後には助けてくれた」ことなど、ここで言える話から言えない話まで興味はつきなかった。

村瀬さんは旅に出れば出会いも別れも簡単だと言う。別れの寂しさはあるが、それ以上に次の新たな出会いや楽しいことへの出会いの喜びが勝り、また旅に出るのだと言う。それが旅の魅力なのだろう。
旅に出て心境に変化があったか聞くと、「外国籍の人が身近になった」と答えてくれた。世界にはたくさんの文化があり、人種がいる。それを肌で知れたことは大きいと教えてくれた。
旅に出なければ出会うことはなかったであろう人たちと出会い、たくさんのことを学んだ村瀬さん。現代を生きる人たちに望むのは気軽に声をかけることができる人になってほしいことだと言う。海外の人は言葉がわからなくても困っていたら助けてくれる。日本人はうまく伝えられないなら、助けることをやめる人が大半。同じ人間、言葉が伝わらなくても想いは万国共通。最終的にそういった意識が「世界平和」に繋がると思うと村瀬さんは言った。

世界の歯車を回しているのは私たち一人一人、世界を健全にすることができるのも私たち一人一人。最後にそんなイメージをもらえた気がした。

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2021.09.16

WRITER PROFILE

大松 大洋OOMATSU HIROYOSHI

石川県七尾市出身。東京でサラリーマンとして働いた後、現在は各務原市で消防職の救命士として従事させて頂いています。各務原市に住んでまだ間もなく、知らないことも多いですが、だからこそ伝えられることがあるはず。発信に邁進していく所存であります。

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