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土づくりからこだわる新米農家が、まごころを込める。

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土づくりからこだわる新米農家が、まごころを込める。

まごころ農園

マゴコロノウエン

2019.12.18

師走を迎え、朝晩の冷え込みが厳しくなる季節。蘇原青雲町にある「まごころ農園」にお邪魔をした。「2014年に開業したばかりで、農家としてはまだまだですよ。」と語るのは、この農園を経営する水野優一さん。某大手企業にサラリーマンとして勤めていたが、高齢化に伴い、近所の田畑が手放されていく現実を目にし、転勤をキッカケに農家になる道を選んだ。

まごころ農園は、作物を循環して育てる栽培を行っている。同じ田畑で、休耕田時期に、異なる作物を育てることで、田畑がより肥沃となり、作物の生命力を高める手法だ。農薬を使用しない栽培とそれを行うことを、“まごころ農法”と呼んでいる。取材で訪れた畑では、ブロッコリーが栽培されており、肌寒い中、スタッフの方々が笑顔で楽しそうに収穫していた。どれも大ぶりで、朝露によって光輝き、緑が一層映え、美しいものばかりだ。シンプルに塩茹でする食べ方が最もおいしいというのも頷ける。

「この畑は、次に田んぼにしてお米を作ります。乳酸菌や微生物の力を借りて、収穫後に残った葉を発酵させることで、次に育てる作物の生命力を高めてくれます。作物の味や出来栄えは土づくりで8割は決まってしまいますから、すごく大事な作業です。」と、丁寧に説明してくれる水野さんの熱意とこだわりが感じられる。

市内の10haほどの田畑で40品目以上を毎年作っており、育てる種類は毎年ユーザーのニーズによって変えている。それらを水野さんがすべて決定するのではなく、現場スタッフで考えるのだという。どのように進めることが一番効率的かつ収穫量が確保できるかだけではない。何十年に一度という規模の天災が続く昨今。スタッフや、まごころ農園の味や取り組みに共感してくれた仲間たちが、昨年の被害を教訓にして、対策までを考えてくれる。「関わっていただける方々には本当に感謝しています。直売所にはお子さんを連れて窓口に座って働いてくれる人もいます。働いてくれる人たちの距離感が近い職場であってほしいと願っています。」と収穫時の楽しそうな雰囲気や、美しい野菜が栽培される理由が分かった気がした。

「消費者の意識を変えていきたいですね。一般の方々だけでなくて、飲食店の方々も。この業界、形が悪いから流通できないものも少なくなく、農家さんが本当に苦しんでいます。野菜も生き物だから、形が良いものが全部美味しいとは限らないのに。」と農家の現状と目標を語ってくれた。直売所だけでなく、市内外で開催するマルシェや、大型ショッピングセンターにもお米や野菜を卸すことで、知ってもらう機会を増やしている。

なんでも手に入れられる時代だからこそ、商品のどこに価値があるのかを一度考えてみる。そこに関わる人の思いや、過程に価値を感じた時、きっと商品の見え方や価値観が変わるはず。まごころ農園の思いをぜひ感じてもらいたい。

まごころ農園

DATA

まごころ農園 マゴコロノウエン

岐阜県各務原市蘇原青雲町2-29
営業時間:平日13:00〜17:00 土曜9:30~12:30 日曜定休
TEL:080-5151-9556

2019.12.18
OFK編集部

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