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こだわりの肉で至福のひとときを。

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こだわりの肉で至福のひとときを。

やきにく喜咲

ヤキニク キサク

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2024.09.06

各務原市民公園の北、新境川沿いに店を構えるやきにく喜咲。ダークブルーの外観に店名が書かれた大きな提灯が印象的な、大人の隠れ家のような焼肉店だ。店内には、外観からのイメージそのままのテーブル席と、木の温もりが柔らかなカウンター席や掘りごたつ席がある。

店を営むのは、岐阜の老舗焼肉店で17年の経験を積んだ田中雅人さん。独立を決めたとき、開業先を名古屋か各務原で悩んだそうだ。この場所に決めたのは、目の前に広がる桜の季節のロケーションのよさに加え、「各務原でやってほしい」という馴染みのお客様からの応援に後押しされたからだという。
店名は、祖父が営んでいた料亭「㐂(喜)月」から「喜」を、目の前にある桜並木と共に延びる「さくら通り」から「咲」を取ったもの。そして、「気さく」においしいものを食べてもらいたいという思いも込められている。

提供される肉は、田中さん自身が、市場などで指で確認し見極めたものばかり。下処理の様子を見せてもらったが、大きな肉の塊を扱うその手は、肉への愛情だろうか、やさしく丁寧だ。
お品書きに焼肉の定番メニューのカルビはない。その代わり、とろける味わいが想像できる見事なサシの入ったシャトーブリアンや、ミスジなどの希少部位を含む赤身肉が揃う、まさに大人好みのラインナップとなっている。また、同じ部位でも、切り方や焼き方、薬味などでさまざまな食感や味わいがあることを教えてもらった。

おすすめは、吟味された肉が一切れずつ楽しめるおまかせ盛合せ12種、希少な国産牛のタン、鮮度が命のホルモンなど。今回は、店主が一番好きだというサガリをカウンター席でいただく。ここは店主と語らいながら肉を焼いてもらうことができる特等席なのだと言う。せっかくの機会なので、焼いていただくことに。岐阜の作家の作品だという、コロンとした形の水コンロには熱せられた炭が入り、網の上に肉が乗る。カウンター越しのトングを持った店主と肉と酒の話に花を咲かせながら最高の焼き加減を待っていると、次第に肉の焼ける匂いが鼻腔をくすぐり始める。焼き上がった厚切りのサガリを一口で頬張れば、繊維がほどける歯ごたえと共に、豊かな肉汁と赤身特有の旨味が口いっぱいに広がってゆく。一つ一つが何とも贅沢だ。

家族や友だちとゆっくり楽しみたいときは、テーブル席や掘りごたつ席をお勧めするが、一人で訪れてカウンター席を楽しむというのもありではないだろうか。「自身が見極めた肉を、最高の状態で食べてほしい」という店主のこだわりが、至福のひとときを生む。自分へのご褒美に、喜咲でおいしい大人の時間を楽しもう。

やきにく喜咲

DATA

やきにく喜咲 ヤキニク キサク

各務原市那加甥田町16
営業時間:17:00〜22:00(L.O.)
定休日:火曜日
TEL:058-227-4141
Instagram:@kisaku1101

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2024.09.06

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