JR那加駅から南へ徒歩3分。那加本町通り沿いに佇む「花と喫茶karakuru」。女の子のお客さんをイメージしたというイラストが目印だ。
扉を開けるとふわっと優しい花の香りが広がる。店内には、色とりどりの季節の花々、壁にはドライフラワーのスワッグが並ぶ。奥にあるカフェスペースは、温かみのあるペンダントライトが灯り、懐かしさも感じられるインテリアとともにさりげなく花が添えられている。ついつい長居したくなる居心地のいい癒しの空間だ。
「将来、お店をやってみたいとずっと考えていた」。そう話すのは、店主の髙垣茜さん。和歌山県出身で元自衛官。
東京の大手フラワーショップを訪れた際、カフェを併設したスタイルが心地よく、「こんな花とカフェが融合したお店がやりたい」と思ったそうだ。
大好きな那加で見つけた旧時計店をリノベーション。柱や壁は一部を残しイチから創り上げ、2024年11月にオープンした。ケーキのレシピは動画サイトを参考に独学というから驚きだ。
店名の「karakuru」は、「come from(~から来る)」が由来。「どこからか来るご縁を大切にしたい」という店主の想いが込められている。
髙垣さんのおすすめメニューは平日限定の「キッシュランチ」。具材がたっぷり詰まったサクサクのキッシュにサラダ、ペンネ、パンが付く大満足のプレート。チーズケーキと2種類の「おやつ」、ドリンクがセットになった「チーズケーキのおやつ盛り」は一番人気。ドリンクは10種類以上あり、選ぶのも楽しみの1つだ。「おやつ」の季節のケーキは月替わり。訪れるたびに新しい季節の美味しさに出会える。
今回私は、「チーズケーキ」とハーブティーをいただいた。さわやかなハーブの香りと温かさに癒され、しっとりしたチーズケーキの優しい甘さに思わず笑みがこぼれた。
店内の本棚には、髙垣さんが好きな「セーラームーン」の漫画のほか、お花や雑貨店などの興味深い本が並ぶ。本を片手に過ごすのも良さそうだ。
生花は常時6~7種類を取り揃え、母の日やお子さんのピアノ発表会などのプレゼント用や自分のために購入する方が多いそう。また、月に2度開催する、おやつ付きのフラワーアレンジメントのワークショップも人気だ。毎日更新されるkarakuruのインスタグラムやブログをチェックしてほしい。
「古い店と新しい店が入り混じる那加本町商店街のこのお店でゆるりと続けていけたら」と語る髙垣さん。商店街とコラボしたイベントなどもできたらと考えているそうだ。
1人でふらっと。友達同士でも。季節の花と毎日でも食べたいおやつが楽しめる店「karakuru」。
「次はあれを食べよう」と何度も訪れたい居心地のいいお店。






