取材を受けたのは、3月19日。5日後に工事完了を迎える「宝石さがしアトラクション」。床には、まだブルーシートが敷かれているが、遊び場となる砂場はおおむね出来上がっていた。子どもたちが喜ぶようすを想像すると、自然と頬が緩んでくる。

年間400万人以上の来園者で賑わうオアシスパーク。入社のきっかけは、転職を考えたときに偶然目にした求人広告だった。「楽しそう」と直感し、申し込んでから７年が経つ。私の直感は間違っていなかった。

入社当初は、アトラクションのオープニングスタッフ。お客様の喜ぶ顔がうれしくて、アイデアを次々と形に。常に「新しいことや面白いこと」を考えている。何気なく目に入ったものの中に、貴重なヒントが隠れていることもある。「謎解きアトラクション」では、「自分でできた！」と喜ぶ子どもからインスピレーションを得た。達成感は楽しさを増幅させる。レベルの異なるコースを作り、大人まで楽しめるようなリニューアルを行った。

BBQ（バーベキュー）施設のリニューアルでは、開店半年前に急遽担当になり、手探り状態で、サービスの内容や運営方法を決めて開店にこぎつけた。

4月からエンターテイメント部門の責任者になった。自分に妥協はしたくない。一方で、思いを共有する仲間がいるから、がんばれることも事実。これからも多くの方に足を運んでもらいたい。笑顔が私のエネルギー源だから。

（広報各務原　2019年5月1日号掲載）

【岩田　佳代子　いわた　かよこ】
4人の子どもと、毎日があっという間に過ぎていくけれど、「家族の支えがあるから仕事ができる」。34歳。