
ーどんなお仕事をされているんですか
中華せいろや和せいろ、弁当箱、おひつ、柄杓などの曲物(まげもの)を作っています。
これらは、薄く削られた木材を曲げて作ります。私は曲物を作る曲師(まげし)として、各務原にある工房で、1つ1つ手作業で製作しています。
また、多くの方に曲物や曲物作りを知っていただくため、工房見学やワークショップも行っています。
ー起業したきっかけは何ですか
曲師になる前は別の仕事で働いていましたが、そこで木製品を作る職人と関わるうちに林業や木工について勉強したいと思うようになり、森林文化アカデミーに入学しました。そして、アカデミーで曲師と出会ったときに曲物の魅力を知り、より多くの方に曲物を使ってほしいと思うようになりました。
ー仕事の魅力は何ですか
1つ1つの作業に没頭できるところです。どうしたらより良いものになるか、曲物と向き合い、深く考えながら取り組んでいます。また、曲物は古くから親しまれてきた生活道具なので、先人の知恵に触れることができることも魅力の一つです。
ーこれからの目標を教えてください
身近な生活道具として、皆さんに選んでもらえる曲物を作りたいです。また、ワークショップなどを通して曲物作りの楽しさを広め、曲師の仲間を増やしたいです。
(広報各務原 2025年6月1日号掲載)
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