もともとは居酒屋勤務をしていた店主の足立さん。実家のある各務原で「小学生の頃から気になっていた」という空き家を友人らとともにDIYな手法で改装、自身の店を2年前にオープンした。ご実家が豆腐店を営んでいることもあり、メニューボードには豆腐料理がさまざま書き込まれている。
豆腐料理と聞くと女性が好みそうなイメージだが、男性一人でも入りやすくふらっと飲みに行けそうだ。店内入り口付近にはターンテーブルがあったり、プロジェクターからは音楽ライブ映像が流れていたり…と音楽好きな店主のセンスがところどころに見られる。リサイクルショップで見つけたという不揃いのイスや、味のあるテーブルを分解しバーカウンターに使用したり、絶妙なバランス感覚で構成されたインテリアも気になるものばかりだ。
リーズナブルな値段設定もうれしいフードメニューは「料理によって豆腐も使い分けている。」というこだわりも。オススメのメニューは「生ゆばの刺身(400円)」と「豆腐とアボガドのサラダ(500円)」。おいしい食と酒を、自然体で出来上がった、どこか懐かしく、斬新な空間でじっくりと味わいたい。