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市は、空き家の持ち主と借り手をつなぐ「借主負担DIY型空き家リノベーション事業」を展開し、「自分らしい暮らし」を提案している。2016年より始まったこの事業は、市と民間事業者で構成される「市DIY型空き家リノベーション事業推進会議メンバー(以下、推進会議メンバー)」、大学、金融機関が四位一体となってサポートしている。この事業をベースとした「市営住宅DIYリノベ計画」が2023年にスタートし、市・推進会議メンバー・大学の3者が連携し、市営住宅の内装リノベーションに取り組んでいる。
2025年5月29日(木)、岐阜女子大学で「市営住宅DIYリノベ計画プラン発表会」が行われ、同大学住居学専攻3年生12名がプレゼンテーションを行った。
今年3月に実測調査を行い、2グループに分かれてプランを作成。5月初めには、推進会議メンバーからのアドバイスを受け、ブラッシュアップされたリノベプラン。ペルソナ(暮らす人)のニーズや行動パターンに合わせ、壁紙の色や家具の配置な暮らしに寄り添ったプランを提案した。
今後は、発表された2つのプランのうち1つを施工プランに決定し、8月よりDIY工事に取り掛かる。
事業を通し、産官学の連携強化と学生の技術向上を目指す。