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【REPORT】土壁からうつわへ。DIY型空き家ワークショップ【暮らしのアイテム編】

2026.03.11

市は、空き家の持ち主と借り手をつなぐ「貸主負担DIY型空き家リノベーション事業」を展開している。
この事業を利用して市外・県外から移住した方を対象に開催する「DIYワークショップ」は、移住者のコミュニティづくりを支援するとともに、DIYの魅力や体験を通して、「自分らしい暮らし」を提案している。

土壁からうつわへ

2026年2月23日(月・祝)、市民公園の南にある「bakery&cafe isu」2Fで「DIY型空き家ワークショップ【暮らしのアイテム編】-土壁からうつわへ-」を開催。リノベーションで取り除いた壁の土をリユースし、スープカップづくりをした。

会場は、1961年(昭和36年)に建てられた木造2階建ての建物。現在は、愛知県から移住した宮崎さんが1階でパン店を営んでいる。
窓から差し込む日差しはあたたかく、春を感じさせる、休日の朝。窓の外では、市民公園の外周を走る人たちの姿や、風に揺れる木漏れ日が見える。このまちの何気ない日常の風景と時間が流れている。

参加者は、市内外から集まった5名。高校生や同事業を利用して移住した人もいる。
講師には、「陶芸教室ちゃわんむし」の店主で陶芸家の浅野孝之さんを迎え、タタラ技法でカップを作っていく。

土壁を練りこんだ赤褐色の粘土。
「粘土の冷たい感じがとてもいい」「土壁の再利用、考えたことなかった」という参加者たち。

手で捏ねたり棒で伸ばしたり。ゆっくりと型に這わせ轆轤を回しながら形を整える。
同じ工程で作業を進めていても、1つ1つの器に個性が出る。

宮崎さんも参加者の皆さんと一緒にカップを作っていく。
スープカップの裏には、店名や日付、名前などを刻印。特別なカップが仕上がった。

参加者は、「好きなパン屋さんで自分が作った器を使ってもらえると思うとうれしいです」「暮らしの思い出が、形を変えて次へとつながると思うとすごくいいと思った」「また遊びに来ます」と笑顔で話した。
スープカップは、この後、釉薬を施し焼き上げ、4月頃には店内で使用される。

各務原でちょっと暮らしを始めませんか。

2026.03.11
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