市は、2016年度より空き家の持ち主と借り手を新しい形でつなぐ「DIY型空き家リノベーション事業」がスタート。この事業を基に作成した「各務原市営住宅DIYリノベ計画」が2023年度本格始動した。本事業は、市・岐阜女子大学・市DIY型空き家リノベーション事業推進会議メンバー（以下、推進会議メンバー）による3者連携事業。事業を通じて、推進会議メンバーと学生の新たなつながり、学生の技術向上と市営住宅修繕の低減化を目指す。

2024年2月14日、これまでの活動の成果報告と完成披露会を開催。学生が実測調査からプラン作成、DIY施工等これまでの活動成果を発表した。
リノベーションプランは、ペルソナ設定等ここで暮らす人のライフスタイルを考え、学生たちの豊かな発想と推進会議メンバーのアドバイスでブラッシュアップし作成。施工も学生と推進会議メンバーが連携して取り組んだ。

「技術向上だけでなく、地域との関りも生まれ、良い経験ができた」「住みたい部屋が完成した」と話す学生たち。
推進会議メンバーからは「実践的な活動を通して、学生たちのポテンシャルの高さを感じた」「空き家の利活用の取組みに今後も協力していきたい」という声があった。

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