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OFKサイトを支えるボランティアライターが集う編集部。2月の部会は、那加新加納町に酒蔵を構える、蔵元林本店で開催した。
今回は、夜の酒蔵見学つきの特別編。まずは会議室をお借りし、活動報告や今後の取材先や担当について話し合う。新たに加わったメンバーも、先輩ライターの取材に同行することなどが決まり、会議も賑やかに進んでいく。
会議終了後、特別開催の夜の酒蔵見学へ。説明をしてくれたのは、当主の林里榮子さんだ。
不織布の帽子をかぶり、酒造りにも使用している冷たい地下水でしっかりと手を洗うところからスタート。水が豊富な各務原は、水が大量に必要な酒造りに適していると言う。この冷たくてきれいな水は、地下70mから汲み上げられているそうだ。
要所にあるピクトグラムはシンプルでとても分かりやすい。林本店のデザインをプロデュースする社員の方が考えられたそう。
大きなタンクが並ぶ仕込み部屋の中は、ほんのり甘くやわらかな香りが漂う。もろみが発酵して二酸化炭素とアルコールが発生している状態だという。メンバーは、説明に耳を傾けながら順番にタンクの中を覗き込む。
ひとつひとつのタンクの中では、ポコッポコッと小さな泡とともに発酵が進んでいく様子が見られた。もろみの状態をみて、絞り時を判断しているそう。丹精を込めて造られた林本店の日本酒は、国内のみならず、世界へと送られる。
OFK編集部は、これからもボランティアライターとともに各務原の魅力を知り、発信を続けていく。
-ライターの感想-
「静まり返った夜の蔵。しかし、酒は発酵を続けていた。静の中にある動を感じた。」
「発酵過程のタンクを見せていただいた。日本酒って生きてるんだと感じた。丁寧に育てているからか、発酵の独特な香りが柔らかく優しくて、そして何だかキレイだった。」
「粒状の米の形からお酒へと姿を変えていく過程を実際にタンクの中の様子を見たり匂いをかいだりしたことで、一つ一つのお酒が時間をかけて丁寧に造られていることを知ることができました。今回が初めての酒蔵見学だったこともあり、とても貴重な体験となりました。」
「試飲ができなかったのが心残りですが、とても興味深く見学させていただきました。」
「社長のおっしゃっていた「水に恵まれた日本だからこそ生まれた日本酒」って言葉が強く胸に残り、その日本酒を残していく社長の責任感というものに触れることができ、とても貴重で有意義な時間でした。」
「普段お酒を飲むことはあまりないのですが、日本酒がどのように作られているのかという裏側を見ることができて、とても楽しかったです。お酒を発酵させている部屋は、思っていたよりもさわやかな空気が充満していて、近くで嗅いでみると、とてもいい香りがしました。おいしいお酒の味が分かるようになりたいと思いました。」
「各務原のまちをまた一つ知ることができました。こういった機会があるのはうれしいです。」
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