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OFKライターと呼ばれるボランティアライターとともに活動する「OFK編集部」。このまちの魅力的なヒト・モノ・コトを取材し、当ウェブサイトを通じて発信している。
今回はライターの「鵜飼船に乗ってみたい。」を形にした【OFK編集部会特別編】木曽川鵜飼の会を開催。全国的にも珍しい「昼鵜飼」を体験した。
まずは毎月1回開かれるOFK編集部会で歴史の勉強会。
講師は歴史民俗資料館の学芸員・長谷健生さん。「鵜沼観光の歴史的見どころ」と題して、承久の乱から江戸時代の尾張藩主の犬山御成、そして新日本八景認定の話まで。木曽川の風景は歴史的な背景から見ても面白い。「犬山城は鵜沼から見るのが正しい。」という長谷さんの言葉にも納得した。
鵜飼観覧当日。晴天に恵まれ、まさに鵜飼日和。
犬山にある乗船場でライターと合流。対岸から見る各務原は、木曽川の雄大さとそこにかかる橋が印象的。そこに時折通過する電車も加わり、時の流れを感じる。
乗船を待つ間も気になるものがたくさん。モノクロ写真やレトロな手書きの絵地図など、その一つひとつに皆興味深げ。
船に乗り込み下流へ移動すると、先日の座学で見た家族写真に写った岩場が見えた。今よりも川が浅く、容易にたどり着くことができたその場所は、川面から少しだけ岩が顔を出していた。そんな「あの場所」を皆で確認し、風を感じながら鵜飼を鑑賞した。
陸に上がってからも話は尽きることなく、さらに広がっていく。盛会の証だ。
空の青さとの鵜の青い瞳、陽の光を浴びる国宝・犬山城、昔の面影を残す岩肌、川面に映る木々の緑。どこを見ても歴史と文化を感じる体験となった。
-ライターの感想-
「普段見ている景色が、非日常の景色になった。こんな体験が近くでできるなんて、素晴らしいし、ありがたい。自慢できる。」
「贅沢に木曽川の歴史や自然が味わえる船上でした。中でも間近で見る鵜の迫力には目が釘付けになりました。」
「船での遊覧は川風が心地よく、なんとも快適。川から見上げる犬山城は、景観を楽しむだけでも充分満足できます。個人的には、かつて武将たちが攻め入るのに苦労した様を思い描くきっかけをもらえました。」
「女性の鵜匠さんに初めてお会いしました。笑顔で鵜と向き合い、楽しそうにされていたのが印象的でした。事前に学芸員の方に鵜沼の歴史についてお話いただいたので、実際に見た時により楽しめたと思います。」
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