「利益も大切だけど、それだけじゃない。困っている人の助けになることがこの仕事のおもしろさ」。今も胸に残るのは、面接での部長の言葉だ。福祉用具の販売やレンタルを行うわが社。担当する業務は、卸会社と営業とのパイプ役に加え、窓口に来た顧客への介護保険などの制度の説明やその人に合った福祉用具の提案など、多岐に渡る。
膨大な福祉用具の知識と、制度の理解が求められる現場に身を置く日々。入社以前は、デザイン関係の仕事に就いていたが、そこで培ってきた経験は何一つ通用しなかった。
そんな中、浮かんだのは部長の言う「仕事のおもしろさ」だった。重要なのは、介護用品を売ることではない。顧客に一番必要なものを理解し、「困っている人の助けになること」だ。そう思うと、乗り越えられた。
「知識は武器」。身に着けるために、目標を掲げた。「新しい車いすについて説明できる」、「制度について説明できる」。実際に上司や同僚に聞いてもらうことで、着実にものにしてきた。
今は、自信をもって対応できる。「また相談に来てください」。笑顔で顧客の後ろ姿を見送っている。
9月からは営業職になる。これまで以上に知識が必要になるだろう。それでもきっと乗り越えられる。この仕事の「おもしろさ」を知っているから。
(広報各務原 2019年9月1日号掲載)
【小野田 了 おのだ さとる】
入社して3年。挑戦することが好き。登山やサーフィン、サバイバルゲームなど幅広い趣味を持つ。
株式会社五月商店 カブシキガイシャサツキショウテン
岐阜県各務原市鵜沼古市場町2-56-3
TEL:058-384-0231
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