那加中学校のビオトープ「那加庭」。
5月下旬の雨上がりの夜。静かな学び舎に、神秘的で儚げな光が舞う。
那加庭は、地域のボランティア団体・つゆ草の会と生徒らが、2020年より再生に取り組み、蛍が生育する環境にまで復活。外来生物の駆除や季節の花を植えるなど、環境を保つ活動を続けている。4月には、ゲンジボタルの幼虫約500匹を放流。地域と学校が協力して取り組む環境教育、そして、地域と学校の交流が生まれている。
蛍の見ごろは6月上旬ころ。
初夏の夜だけの特別な時間。
6月14日まで、産業文化センター1階で、「つゆ草の会」が活動の様子を展示している。