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各務原市は、「空き家を手放す気はないけれど、活用したい」という所有者と、「住宅を購入する気はないけれど、DIYをして自分らしい暮らしをしたい」という借り主をつなぐ「DIY型空き家リノベーション事業」を実施している。
移住先に知り合いがいないなど、不安なことも多い移住。
市は、空き家リノベーション事業を利用した移住者と、まちの人たがつながるきっかけづくりとして、DIYワークショップを開催している。
今回は、白川町から移住した山口さん宅で、柱塗装とウッドデッキ作り。
参加者は、同事業を利用して移住した家族や、何か自分にできることがあればと集まった人たち。
講師に手順などを教わり作業する。
ウッドデッキの制作では、大工である山口さんにコツを教えてもらう。
難しい時はお互いに助け合い、見守り、時には拍手が起こる。温かく和やかな雰囲気で作業が進む。
お昼には山口さんが親しくしている近くのお店のお弁当を食べながら、知り合ったばかりの参加者も会話が弾む。
午後からは、作業分担が自然と生まれ、息もぴったり。できる範囲までで作業を進めようと話していたが、見事に時間内に完成。
「少しでも移住者の力になれてよかった。」
「みなさんと交流を持てたことに感謝。」
「達成感を味わうことができた。」
「ただ借りているのではなく、自分らしく暮らしているというのが良かった。」
様々な思いを聞くことができた。
「和気あいあいとやれたのが財産」と話す山口さん。帰り際、参加者と連絡先を交換している様子も。
ヒトとヒト、ヒトとまちがつながる各務原らしいちょっといい暮らしをこれからも提案していく。