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月に一度、ボランティアライターが集うOFK編集部。4月の部会は、ライターから出た意見の一つ「議場が見たい」を実現した。
案内は、議会事務局総務課長の前島さん。
まずは、傍聴席から。
議場全体を見渡すことができる、一番後ろにある場所だ。
議場での会議は、年に20日ほど。名前と住所を書いて受付をすれば、誰でも傍聴することができるという。
次は、議場だ。一歩足を踏み入れると、議長席が一際目を引き、中央に延びる通路の左右には、議場然とした机が対面式に並ぶ。会期中であれば、緊張の場であろう。
だが、今の雰囲気は別物だ。机、壁、天井には岐阜県産の木がふんだんに使われているといい、オレンジ色のライトが温かみを醸し出している。天井を見上げると、市章をモチーフにしたひし形が木でかたどられ、足元のフカフカな絨毯には百十郎桜と新境川がそっと浮かぶ。意匠を凝らした内装に、ライターたちは説明を聞きながら上へ下へと顔の向きを変えていく。誰かが言った「まるで結婚式場みたい」の一言も、うまく言い得ているような気がする。
説明が終わると、それぞれに議長席に座って写真を撮ったり、気になることを質問したり。議員席を見て驚いた。今どきの採決は、挙手や起立ではなく手元で賛成や反対のボタン押すのだと…。
見学のあとは、いつもの定例部会だ。会場は議場外のちょっとムーディな明かりのロビーをお借りする。議場見学後の和やかな雰囲気の中、今年度初めてということもあり、自己紹介から始まる。OFKサイトの考え方や今後の展開から取材に至るまで、みんなで話し合い有意義な時間となった。
OFKサイトはボランティアライターと共に作り上げている。今年度も各務原の魅力を存分に発信していきたい。
―ボランティアライターの感想-
「まだ完成したばかりの議場には、沢山の工夫が施されており、また新しい各務原の一面を発見することができました。今回は見学という形でしたが、次回は、議会開催時に足を運びたいと思います。部会としても目指す姿のイメージを統一することができ、今年度も、私の住む各務原の魅力を発信していきます!」
「国会中継とかはたまに見るけど実際の議場に入ったことがなかったため新鮮に感じました。また、こういったところで市政の方針とかが決まっていくのだなあ、と感慨深かったです。質問者と回答者が対になるように質問の台?、答弁の台?が配置されているとのことで実際の論戦はさぞかし迫力があるんだろうな、一度傍聴に行きたいな、と思いました。」
「初めて議場の中を見学させて頂きました。議場と聞くと、私の中ではなんとなく緊張感漂う場というイメージがありましたが、実際入ってみると木の匂いと温もりで全体が包み込まれているすごく心地の良い空間でした。」
「議場は、桜や市章といった各務原らしいデザインが印象的で、ここで市政が議論されているんだなと思いを馳せました。非常に貴重な体験でした。」
「壇上に立つと緊張感があり、勇気と覚悟、と私。そんな空間に思いをはせた時間だったかもしれない。」
「岐阜県産の木材の香りに包まれた議場。木の香りがリラックスもさせてくれるし、頭をスッキリもさせてくれる。そんな議場で市のいろいろな事が議論され、決定されていると思うと、傍聴したいなというきもちになりました。誰に何をどのように伝えていくかが議論され、共通認識できたことは、新年度の新たなスタートにつながったと思う。」
「議場を全身で感じられる貴重な経験でした。改めてOFKの目的などを確認する機会があったのがよかったです。子育て世代向けの発信、いいな!と思いました。」
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