2月の終わりに「OUR FAVORITE THINGS 11年目の夏」と題したトークイベントが開催された。登壇したのは、OFTの仕掛人で各務原市職員・OFTプロジェクトリーダーを務める廣瀬真一と音楽通の「岐阜新聞」記者・舌間隆博氏、CDショップ「HMVイオンモール各務原」店長・吉田淳氏の3名。

昨年は「OUR FAVORITE THINGSのこれまでとこれから」と題した10周年を迎えるOFTのこれまでの軌跡と未来について、語り合うトークセッションを同様の3名で開催。トークセッションを通じて、「OFTがなぜ愛されているのか？」その理由を紐解いてきた。

今回は、10周年を記念した取り組みとして、無印良品とのコラボワークショップを開催したこと、ローカルの面白さを伝えるためにOFTが単なるイベントではなく「まち」と「ひと」をつなぐきっかけとなっていることなど、「シティプロモーションの役割」を鑑みた取り組みが紹介された。

昨年同様、2018年の音楽シーンを通じて、それがどのようにOFTにフィードバックされていくか語り合うお馴染み（？）のコーナーも。舌間記者はローファイでオルタナティブな視点から、吉田店長はCDショップとしての視点から、OFTプロジェクトリーダー・廣瀬はこれまでのOFTの流れを踏まえた視点で、2018年に自身が新たに出会った音楽体験を語っていた。

そして、この日の目玉は、どこよりも早い第1弾出演アーティストの発表とOFTからの重要なお知らせ。トークイベントの終盤で、シャムキャッツ、GEZAN、踊ってばかりの国、MONO NO AWARE、STUTSの5組の出演決定とともに、11年目を迎える今年は7月6日（土）～7日（日）の2DAYSの開催にチャレンジすることが発表された。まだ、調整段階であるそうだが、イベントをもっと楽しむことができる企画も練っているとのことであり、さらに期待が高まる。4月上旬頃、次の出演者発表と併せて、正式なお知らせがあるそう。今年のOFTはこれまで以上に楽しめそうだ。

【イベント情報】
2019年7月6日（土）～7日（日）
OUR FAVORITE THINGS 2019
会場：河川環境楽園（岐阜県各務原市川島笠田町1564-1）
出演アーティスト：シャムキャッツ、GEZAN、踊ってばかりの国、MONO NO AWARE、STUTS　他
問：OUR FAVORITE THINGS 実行委員会事務局（各務原市観光交流課内）
TEL：058-383-9925