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このまちの魅力向上を願って。かかみがはら暮らし委員会、発足。

FEATURE

このまちの魅力向上を願って。かかみがはら暮らし委員会、発足。

このまちの魅力向上を願って。かかみがはら暮らし委員会、発足。

自分たちの住むまちをより楽しくしていく、
すべてはそのためのきっかけづくり。

2016.11.02

今回特集するのは、各務原市主催の「マーケット日和」の運営をきっかけに出会ったという5人の大人たち。美容院オーナー、雑貨屋店主、デザイナー、料理人…そんなばらばらの職種の人たちが集まって、イベントの実行委員からさらに飛躍した、新しい別団体を立ち上げることに。

その名も「一般社団法人かかみがはら暮らし委員会」。つまり、団体どころか、会社にしてしまった。彼らはどんな思いのもと、このチームを立ち上げたのだろう。リーダーの長縄さん(美容院「duca」オーナー)、尾関さん(セレクトショップ「長月」店主)、今尾さん(グラフィックデザイナー)に語らっていただきました。

「かかみがはら暮らし委員会」とは?

ー今回みなさんが立ち上げた「一般社団法人かかみがはら暮らし委員会」ですが、すでに「マーケット日和」から派生した形で、「星空日和」「ハイキング日和」と市内の公園を利活用した、◯◯日和シリーズ企画が始まっていますよね。今後も公園の魅力を引き出すような活動を続けていく、そんな団体なのでしょうか?

長縄:公園の利活用は各務原市のやっていきたいことのひとつだったというのもありました。それを受けて、「僕たちだったらこんなことやあんなことをやってみたい!」ってのをひとつひとつ形にしていこうとしています。僕らが知り合えたのも「マーケット日和」が開催される「市民公園」「学びの森」きっかけだったし。「星空日和」「ハイキング日和」は、いずれも市内にある「各務野自然遺産の森」を使用して開催しました。


今年、初の試みとして開催された「ほしぞら日和」。「各務野自然遺産の森」で大自然を体感。

長縄:「星空日和」を開催した公園は普段はテントを張ってキャンプすることが禁止されている場所で。でも、ここで星空を眺めながら、キャンプしたら楽しそうだな〜っていう、そんな提案を各務原市さんがちゃんと受け入れてくださって、実際に実現できたってのは、風通しの良さがあってこそで、僕はそこもこのまちの魅力だと思います。

ーちゃんと市民の声に応える各務原市さんだからこその実現だったわけですね。皆さんが集まって知り合うきっかけとなった「マーケット日和」。今年も11月3日の文化の日に開催されますが、マーケットイベント自体は全国に無数に増え続けているなかで、「マーケット日和」ならではの魅力はどこ?って言われたらどうですか?

尾関:「マーケット日和」の出店内容としては、お店も充実してきているし、オシャレな部分も目指して回を重ねてきた部分はあると思いますが、結局、11月3日の文化の日にやっていることもあって出店だけじゃなく、アート、本、音楽といったコンテンツもしっかり楽しめるのが特徴のひとつだと思っています。

尾関:そういった芸術的なコンテンツも含めた、割と幅広いやり方は他のマーケットイベントにはあまりない要素かな、と思います。さらに、中部学院大学の学園祭も同時開催されていたり、地域の人たちが参加するバザーのようなブースや、地元農家の方々が野菜を売っていたり…(笑)。一見、ごちゃごちゃなんですけど、「学びの森」という広大な場があるからこそ、できちゃうんですよね。

ー僕もLIVERARYで出店参加させていただいてますが、公園のキャパや特性を活かした感じがいいですよね、雰囲気も自由な感じというかナチュラルでのびのびとしていて素敵です。無理に背伸びしてすごいオシャレなお店ばかり集めて、均一なテントが立って……というわけでもない。

尾関:それは“公園”という場所でやっている、というのが大きいのかもしれないですね。いろいろあるっていうのも、特徴であるし魅力でもある。で、2回目からは少しずつお店を選ばせてもらうところから少し関わらせてもらえるようになって、今回からはさらにしっかり企画から入らせてもらっています。

今年の「マーケット日和」の見どころは?

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例年11月の文化の日に開催されてきた「マーケット日和」。「学びの森」清々しいロケーションもこのイベントの魅力のひとつ。

ー今回は出店者のセレクトからやってるということですね。今年オススメ!のお店さんがあれば教えてください。絞るのは難しいかもしれませんが。

今尾:僕は「ちゃわんむし」さんですね。陶芸の教室をやっていて、出店の時は作品を売ります。あと、ワークショップもあるんです。

尾関:私が新規で声をかけさせてもらったのはまず「DISTRAD」さんです。飲食だったら、岐阜の柳ヶ瀬でお店をやっている「ミツバチ食堂」さん、あと、以前に出店してもらっていた「カンテマンフィーラ」さんからのつながりで「DocilitaCasaling(ドチリタ・カサリンガ)」さんをお招きしました。

ーいつもフードのお店は軒並みソールドアウトですよね。いつも出店しているのに、食べ損ねてしまっています(笑)。

尾関:そうですね、そういう声もあって、今年はフードを増やしたんです。お菓子とか、パンのお店も増やしましたので、ぜひそちらも覗いて、食べてみてほしいです。

長縄:あとね、出店者のオススメ!ってわけではないんですが、僕は今回の音楽ライブに期待していただきたいです。元々「学びの森」は、岐阜大学農学部の農場だった場所で。そこにあった自然の森林を選んで計画的に残してあって、そうして生まれた“森感”をフルに活かすことは「マーケット日和」にとってすごく重要だと考えてまして。今回の音楽ライブは、ステージを固定せず、フリーで動いて回れる人をブッキングしています。森道市場のLIVERARYステージにも出演されていた、「リュクサンブール公園」さんをお呼びしました。実は、今年の森道でライブを観たときに「この方々しかない!」って思ったんです。ちなみに、メンバーの方々それぞれいろいろお店をやっていたりするクリエイティブな方々で、それぞれにブース出店もしていただきます。そちらもお楽しみに!

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関西からのゲストアクト「リュクサンブール公園」。アコーディオンを演奏しながら練り歩く、女性だけのバンド。

ーなるほど。アーティスト名にも思いっきり「公園」って入ってるし、バッチリですね!「星空日和」などの企画も何かそういう偶然的なきっかけで生まれたものだったりしますか?

長縄:「各務野自然遺産の森」っていういわば何もない場所で何ができるかな〜?何がしたいかな〜?って考えていたら「星だ!」ってなって、そこから「テントも張りたい!」「みんなでキャンプしよう!」そんな思いつきが始まりです。僕自身、テントも今まで張ったことのない初心者なので、色んな意味で初の試みでした(笑)。

尾関:「星空日和」をやった場所は、市の中心部から車で20分程度の距離なので気軽に行ける場所なんですよね。だから、山のプロとかは来ないと思いますが、ちょっとキャンプとかやってみたいな〜なんていうライト層向けの場所だったんです。

長縄: “入門編”ってことに僕たちは力を入れていて。先ほどから話している「マーケット日和」しかり、僕らがバキバキのオシャレ過ぎるものなんて、そもそもできないわけですよ。

ーなるほど。チームでは一番年下の今尾さん、あまり発言されてないですが(笑)。ここまでみなさんの話を受けて、どう思われますか?

今尾:僕は今日みなさんが話していたことって、各務原という土地の歴史にもつながっていると思っていて。文化の日に「マーケット日和」をやる理由としては、文化をこの地に根付かせる、文化をつくりだす、という意味があるんだと思っています。各務原市というまちは歴史的にも比較的新しいまちだと思うんです。だから、そこに新しく文化を作っていくという意味では、ちょうどいいスタンスでものごとを始めていくというか、興していきたい。そう思っています。僕らがやることは、入門編やきっかけでいいわけで、そこからまた人が集まってきたら、ゆくゆくはレベルの高い文化が生まれていくかもしれないし。

ー新しいムーヴメントを生み出すための装置として機能していく場づくり、というわけですね。では、最後に「かかみがはら暮らし実行委員会」さんが、これからやろうとしている大きな動きとして実店舗「KAKAMIGAHARA STAND」について教えてください。場所は「学びの森」の中なんですよね?

「KAKAMIGAHARA STAND」
という場でやっていきたいことは?

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新スポット「KAKAMIGAHARA STAND」。ポップなロゴデザインは、今尾さんによるもの。

長縄:あそこにはもともと喫茶店があったんですが、僕らだったらあそこの場所を使って、学びの森にせっかくあるわけだし、「マーケット日和」に関わっくれている作家さんの展示会やワークショップをやったらいいのにね〜なんて言っていたら、話が進んでいって実際に企画運営をすることになったんです。

ー今後も「マーケット日和」で知り合った作家さんが、ワークショップやって行く場所にするって感じですかね。

長縄:もともと「マーケット日和」って一年に一回のイベントなんですね。でも、織姫と彦星じゃないんだから、年に一回会うだけじゃもったいないじゃないですか? 来ていただいた人のつながりや、お店もそうですし。「マーケット日和」が開催される「学びの森」を介して知り合えた人たちが継続してそのつながりを発揮していける場所をつくるってのがすごい大事だなって思っていたんです。それはこの「かかみがはら暮らし委員会」のモットーでもあります。

尾関:「KAKAMIGAHARA STAND」は「CAFE」ではないってのも特徴のひとつです。店内でイートインしてもらうよりも、テイクアウトを充実させて、公園の中で自由にご飯を食べたり、コーヒーを飲んだりしてもらいたくって。近くには、図書館もあるのでそこで本を借りてきてもらって、読書しながらベンチに座って…とかもいいな〜って思います。

長縄:ズバリ「公園と暮らす」ということを提案したいんです!

今尾:あ!でも、「公園と暮らす」って言っちゃうと、ちょっと誤解が生じるかもしれないですが…(笑)。

一同:(笑)。

長縄:まあ…(笑)。でも気持ちのうえではそれくらいの気持ちです。

ー(笑)。では、「KAKAMIGAHARA STAND」は飲食店というか、コミュニティースペースとして活用されていくって感じなんですね。

尾関:そうですね。もちろん、ここで何をやっていくのかについては、私たちだけが企画していくのではなくて、いっしょに企画してくれる仲間を増やしていけたら…と思っています。

長縄:いつかは、そこで出会った人たちが独立してお店を始めちゃうとか、そんなきっかけが生まれる場所になればいいな〜と思っていますね。

ーみなさん、普段は全然別々のお仕事をしていて、きっとお忙しいかと思いますが、それでもこういう活動を始めていくことになった、そこにはやはりこのまちを盛り上げたい、そんな強い思いがあるんでしょうか?

長縄:この5人じゃなければここまで出来なかったと思います。それぞれのできることをそれぞれのポジションでやっています。セレクトショップをやっている尾関さんは「KAKAMIGAHARA STAND」の内装やデザイン面のことをやってくれて、広告や対外的な部分でのデザインは、デザイナーである今尾さんにお願いできるし。あと、飲食のことは、ティダティダ夫妻(このインタビューにはお仕事の都合で欠席)がその道での経験値があるのでお願いできるし。

ーなるほど。では、長縄さんご本人は?

長縄:僕はもう、ドーンとぶつかってこい!って言われるだけの、鉄砲玉みたいな役目です(笑)。

ーオフェンス担当なんですね(笑)。個性的なメンバーが適材適所で動いている、そんな素敵なチームだと思います。

長縄:でも、これからもどんどん面白い人が加入してきてほしいですね。とりあえず、現メンバーみんな経理が全然出来てないので。まずは、経理ができる方、募集中です!(笑)。

今尾:この活動の中で、よりしっかりとまちにコミットしていくことになって、そうするとやっぱり自分のまちっていう感情が強くなっていくし、好きになっていきます。

尾関:今後の予定としては、「KAKAMIGAHARA STAND」を使って、各務原市長・浅野健司さんと「OUR FAVORITE THINGS」を発足させた、市役所職員・広瀬真一さんとの対談イベントや、食に関するイベントなどいろいろバラエティ豊かな企画を考えています。ちなみに、11月3日(祝)の「マーケット日和」当日は、森の中のレストランに変身しますので、まずそちらをお楽しみに〜。

 

なお、こちらの「KAKAMIGAHARA STAND」は、11月3日(祝)より、クラウドファンディングによるプロジェクトの企画・運営を行う試みがスタートしている。クラウドファンディングとは参加者の投資額に応じて、さまざまなリターンを受けることができる仕組み。各務原の新スペース「KAKAMIGAHARA STAND」をみんなで盛り上げていきたくなるような、今企画詳細についてはこちらのサイトをチェック。

かかみがはら暮らし委員会

長縄尚史(「hairmake duca」オーナー)、尾関加奈子(「長月」店主)、水野陽子、水野幸仁(「ティダティダ」店主)、今尾真也(グラフィックデザイナー)からなる5名。メンバー全員が各務原市内在住。「各務原の暮らしやすさ、人の温かさ。たくさんの “ ステキな魅力 ” を多くの人に知ってもらいたい。」そんな想いのもと2016年8月に発足。各務原で新しく面白いことがうまれ、面白いことが育ち、この場所で生活する人々の暮らしがより良くなっていくことを目指し、今後も各務原のさまざまなイベントの企画や住まいに関する提案など、このまちとこのまちに住む人々と共に活動を行っていく。

2016.11.02
LIVERARY

WRITER PROFILE

武部 敬俊LIVERARY

東海エリアのローカル/カルチャートピックスを日々発信/提案しているウェブマガジン「LIVERARY」編集部です。岐阜県各務原市の魅力を紹介していくサイト「OUR FAVORITE KAKAMIGAHARA」をお手伝いしています。スタッフの方々と楽しみながら記事を制作していきたいと思っています。どうぞみなさまよろしくです。

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